喘息をよくし治すために(86)
喘息大学学長 清水 巍
86.一緒になすべきこと

 石川門にも兼六園にも、浅の川のほとりにも、桜が満開となりました。
 表紙には上が石川門の桜、下が兼六園の菊桜(天然記念物・340枚の花ビラが一つの花につく日本一の桜と言われている)を配置しました。この花の満開には、桜の生命力、努力もさることながら、土や水、太陽の協力、人の努力があったればこそ、見事に咲いているものです。
 わかば会、喘息大学、日喘連も多くの人の協力があればこそ、今日の記念すべき日を迎えることができたのではないでしょうか。記念号に「花を添えたい」、そんな思いが表紙の桜となりました。勿論、多くの人の意見を入れて選んだものです。表紙、そして中身、いかがでしょうか。
 自然と人の協力を得て桜が美しく咲くのなら、喘息をよくすることも、多くの人の協力を得て可能にすることができます。喘息克服の花、健康の花を咲かすことも加能なはずです。
 フルタイド(新しいステロイド吸入)、ホクナリンテープ(貼る拡張剤)は対象を選べば、よく効いています。しかし、一週間に一回、直接受診しないともらえないとか、量に制限があるとか、併用が許されない等の問題点や色んな制限があります。厚生省に意見を上げて制約を外させる運動が必要です。
 そして私たちの「わかば会」、喘大、日喘連を大きくすることも一緒になすべきことです。午前中の外来でのボランティア、午後の会員拡大のボランティアの写真も掲載しました。


 下にはマスコミの一つからの取材申し込みを掲載しました。私の金曜の講座や、看護婦さんとの検討会を取材しに東京から来て頂きます。参加してくれる患者さんやナースの協力があれば成功するでしょう。私たちと触れ合って喘息がよくなった、人生が変ったという人は実に多いのです。その大半はマスコミのおかげです。
 「一緒に成し遂げていくこと」これが、私たちの発展の原動力だったのではないでしょうか。


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